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【 議会活動 】
〜 決算特別委員会で質問!(10月12日) 〜 |
1 がん対策について
(2)がん検診率向上への取り組みについて
がん対策については、がん対策基本法で、国や地方公共団体の責務と定められています。そして、国のがん対策推進基本計画では、死亡率を10年で2割減、受診率を5年で50%超を掲げています。
検診によるがんの早期発見の重要性は、身体的に負担が少なく、また、短期間の治療に繋がるので、発見が遅れ、辛い治療を受けた上に、高額の医療費を払っても治らない場合とでは比較になりません。マンモグラフィなど、検診機器の精度の向上が著しい中、受診率と検診の質の向上が重要なことだと考えます。
内閣府が発表している平成21年9月の「がん対策に関する世論調査」によると、がん検診を97%の人が重要と考えているにもかかわらず、日本で死亡者の多い肺がん、胃がん、大腸がんの「3大がん」の検診を一度も受けたことがない人が、いずれも半数近くとなっています。
また、平成19年度国民生活基礎調査によると、県におけるがん検診受診率は、胃がん24.7%、肺がん19.4%など、大腸がん、子宮がん、乳がんも含めて、全国との比較で約3〜6%程度低い現状があります。
このような状況を踏まえ、県としては、まず、検診率の向上のための諸施策を推進するべきと考えますが、所見をお伺いします。
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