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小池ひろのり 2004.6.23.更新

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【 地域とともに 】

一口情報


 <ゲーム脳とその予防>  日本大学教授 森昭雄レポートより抜粋

 ヒトの脳には、人格形成にかかわる「前頭前野」と呼ばれる場所があり、ちょうど額の内側に位置します。一時的な記憶に関係しており、創造性や理性、意志を決定する場所でもあり大変大切なところです。

 毎日1〜2時間以上テレビゲームをしている人から脳波を測定してみると、前頭前野のβ波が低下しています。さらに長時間行っているとβ波はまったくでなくなってしまいます。

 ゲームという空想の世界では、現実では出来ないことが簡単にでき、常に自分が主人公になれます。しかし、画面との非言語的な空想の世界と現実の世界とが区別されないまま成長すると、社会のルールの中で我慢したり、人と上手に接したり協調することが困難になり、自己の世界から抜けられなくなってしまうことがあります。

 感情のコントロールがきかず、キレやすくなり、前頭前野が発育不全になり、理性や創造性に欠け、将来の計画を練ることが出来ない無気力人間になりやすくなります。

 対策として、読書や音楽鑑賞、書道、歩行、ジョギング、お手玉などが良いようです。リズミカルな運動はセロトニン神経を活発にさせ、脳内の働きを改善します。どうしてもゲームをやめられない人は週末に是非、読書などをおすすめいたします。


○自転車で草の根交流

 人と人、市民と市民のつながりが本当の友好だと実感します。たとえば、中国大陸の砂漠を走るとき、クーラーのきいた車で通り過ぎるだけなら「やっぱり砂漠は暑いなあ、自販機もないのか!」ぐらいの気持ちでしょう。
 でも、自転車で走るとなると、水が欲しくて欲しくて、たまらない。現地の人を見ると、一滴も水を無駄にすまいと大切に使っている。そんな生の姿が見えてくる。
 そして初めて、今までの日本の生活を振り返り、見つめ直すわけです。そうなると、言葉が通じなくても心で通じ合えるんです。極限状態のなかでは人間はみな同じなんですね。


 ○教師みょうりに尽きる酒の旨さ

 石子路之会で中国を走る以外に、日常でも教え子を誘ってよくサイクリングに行きます。最近の子どもは体力がありませんから、上り坂ではしんどくて文句も言うし、誘った私への恨み言も言う。
 でも、頂上に着いた時の達成感、下り坂の気持ち良さ。帰れば、みんな口をそろえて「また連れて行って!」と言います。ちょっと扱いにくいとか、問題があるとか言われている子がすっかり変わりますよ。
 そんな子が大学を卒業して就職し、初月給で買った酒を持って「いっしょに飲みましょう。」と訪ねてくるんです。どれほど旨いか。教師みょうりに尽きるひとときですね。


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