兵庫県議会「ひょうご・県民連合」の一行14名が、1/18〜23(6日間)、パースとシンガポールを視察しました。州議会・大学・豪州文化センター等を視察しましたが、ここでは特筆すべき1点に絞り報告します。
とにかく、街はきれいで、ゴミ一つ落ちていない気持ちの良い街でした。かつてゴミが散乱していたシンガポールでは、観光に力を入れゴミのポイ捨てに罰金制を導入しました。そして取り締まりに私服警官を増員したそうです。違反者は、1回で罰金500S$(約3万円)、2回目は違反者用の黄色のゼッケンを付け清掃を課せられます。旅行者も含む全てに厳しくしたので、ポイ捨てをする者も殆どいなくなり、街からゴミが追放されました。もちろん清掃も行き届き、治安も良くなり、観光国としてどんどん成長しています。
オーストラリアのパースも素晴らしくきれいで、訪れる価値のある街でした。道路沿い、延々と続く真っ白な海岸、どこを歩いてもゴミを見つけにくい街でした。清掃もしているそうですが、ゴミを落とす人が少ないと言います。真っ青な空と海、真っ白な砂浜、自然と共生する街を見ることが出来ました。
比べて、兵庫県の玄関・三宮では、ポイ捨て禁止条例の発足後も、未だに空き缶・吸い殻・ゴミが目に余ります。恥ずかしい限りです。観光都市として売り出すためにも、まずきれいな街、そして安心して観光が出来る街にしたいものです。街の景観については、今後の県議会でも取り上げ、十分に視察を生かして行きます。
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